バンドを組んでみたい、そう考えて自分で楽器を選び仲間を募り準備は整いました。
では次に何をしていくのか…
自分の楽器を選び、家でもくもくと好きな曲や楽器の練習をしているだけではなかなか1つ上のステージに上がる事は出来ません。
みんなで音を出して演奏するという事はとても重要です
バンドでの演奏を考えているのであれば、家での楽器練習は全てこのみんなで演奏する為という事に繋がります。
ここでは音楽スタジオでの練習に関して気を付ける事、必要な物、上達へのアドバイスをご紹介します。
スタジオを予約する
音楽スタジオを予約する際に気を付けておくことは
- 時間
- 機材
- 広さ
この辺りは最初に考えておかなければいけない部分になってきます。
・時間
時間に関してはまずは2~3時間の練習をおススメします。
慣れていないと準備にも結構時間が掛かります。
この辺りを考慮しないと数曲合わせただけで終わりという事もありますので気を付けて下さい。
慣れてきた頃に練習が終了するなんて事はよくある話ですが、打ち合わせなどは事前に済ませておいて最初のうちは時間を無駄にしない事もとても大事です。
とにかく沢山音を合わせてバンドサウンドの感覚を掴みましょう
料金はスタジオ使用時間を人数で割る事になりますのでこちらも気を付けて下さい。
3人と5人では大分金額の差が出てきますのでここは注意ポイントです。
お得なパック料金とかもあるのでその辺りもチェックしてみると良いかもしれません。
・機材
必ずチェックしてください。
パートが何かにもよりますのでバンドメンバー全員にきっちり確認しておかなければなりません。
- ボーカルマイク
- ドラムセット
- ギターアンプ
- ベースアンプ
- レンタル機材の有無
きっちりメンバーと打ち合わせしておきましょう。
恐らく手ぶらで行っても楽器レンタルとかもあると思うので練習は出来ると思いますが、ご自身で楽器を持っている場合は持参するようにしてください
最初のうちは自分の楽器に愛着を持ちましょう。
音作りの観点からも最初はご自分の楽器を使用する事をおススメします。
機材にも好みが出てくると思いますが、最初は一通りの物があるか確認して予約してください。
・広さ
メンバー編成によって変わります
メンバー人数 | スタジオの広さ目安 |
2~3人 | 8帖 |
4~5人 | 10帖 |
6人以上 | 10帖以上 |
最初はこの位の広さを参考に練習してみると良いでしょう。
最初はある程度の広さを確保しておくことで各パートの音作りがしやすいですし、音の広がり方、音量のバランスから考えてもこの位の広さは欲しい所です。
各パートの個人の音作りに関しては個人練習で安くて小さめのスタジオを貸し出している所も多いのでそちらを利用してみるのも良いです。
音作りでのポイント
無事メンバーが揃いましたら音を早速出してみましょう。
ここでも色々と小物が必要になってきます。
ドラマーはスティック・チューニングキー
ギタリスト/ベーシストはシールド・ピック・エフェクター
この辺りは自分の好きな物を予め購入しておいてください。
弦楽器はチューニングは先に済ませて下さい、ここが甘いとボーカルを困らせる事になりますし
バンドとしてスタート地点にすら立てませんので決して侮らないように。
今では簡易的なチューナーがありますので初心者でも扱いやすい物があります。
実際に音を作って行くときに大事にしていきたいのは
自分の感覚だけで音作りを進めていくと次第にボリュームが大きくなってしまうという事です。
全員の音が重なりあってしまうとどうしても自分の音が小さく感じてしまい、結果こうなるのです。
始めたばかりの人がよく陥ってしまう事なのですが、アンプやミキサーのボリュームで大きくしていくのではなくて自分の音が【大きく聞こえるような音】というところを意識して作って行くという事がかなり重要になってきます。
これは初心者でもとても大事な事で、上達への近道になり、
自分一人で音を作っていると一生気が付かないポイントなのです。
解決の方法としてコツなどはあるのですがまずはご自分で
- ドラマーならチューニングキーでいじってみる
- 弦楽器なら本体のスイッチやアンプのツマミをいじってみる
- ボーカルなら声の出し方を変えてみる
このような事にチャレンジしてみて下さい。
弾き方、叩き方も影響しますがまずは上記の事でお試しを。
私からのポイントは変える時は
『中途半端じゃなく思いっきり変える』
という事です。
大胆に行けないと自分も相手も気が付かない変化で終わってしまいますので
ここでは思い切りロックに行きましょう。
曲を演奏
ではいよいよ課題の曲を演奏してみましょう。
合わせてみると本当に難しいですよね、途中で何をやってるのかわからなくなったり曲が止まってしまうなんて事も私も始めの頃はよくありました。
そういった点からも最初は2,3曲に絞って練習していきましょう。
ここで一つポイントです、必ずリズムを意識してください。
最初からここに気を付けて出来るバンドは上達が早いです。
ドラマーだけではないですよ、皆、当然ボーカルもです。
楽器の上達の為にも家での練習の時も常に使ってください。
そして時間がもうすぐ終了という時にここでもう一つアドバイスです。
どんな機材、携帯でも何でも良いので一度自分達の演奏を録音して聞いてみて下さい。
音楽に携わったことがある人なら誰でも同じことを言うはずです。
答えはこれが全てです
これで次の課題が見つからない人を私は知りません。
ミーティング
終了時に会計後次回の予約を済ませるとスムーズに継続的にバンド活動が進んでいくでしょう。
次の予定が決まらないと、終了の一途を辿りかねないのがバンドの不思議です。
スタジオ終了後はファミレスでも車でも飲み屋でも何でも良いのでその日の感想や反省をみんなで語り合いましょう。
- 次の課題曲
- ライブの予定
- 今後の展望
ここで先ほど録音した音源とかをみんなで聞いてみましょう。
絶句するはずです。
取り敢えずこの時のミーティングでは他のメンバーの事はあまり責めないようにしましょう。
遅刻とかスッポカシは別ですけど。
時間の方も無駄に長い話し合いはバンドの不仲を加速させるので必要以上にプライベートを侵害してはいけません。
次回への課題をササッと話して解散後、まだまだ熱が冷めないようなら自宅で練習しましょう。
まとめ
バンドを組んで初めて入るスタジオは本当にワクワクするものです。
私も長い間バンド活動に没頭しましたが、このワクワク感を維持することはとても大切でスタジオやライブ、レコーディングも何回かこなしていく内に次第に薄れていくものだったりします。
初心者の方でも新しい曲にチャレンジしたり、オリジナルの曲を作ってみたり、新しい機材を導入してみたり、
バンドは変化を求めていけば常に刺激的なものです。
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変化を恐れずに挑み続ける事がバンドにとっても個人にとっても一番大切なことです。
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