多くのゴルフファーが頭を悩ませるゴルフ最初の難関『スライス』
言葉を聞くだけでも寒気がしてくる人も多いのではないでしょうか？
打てども打てども練習場ではサイドネット…コース上では崖や林に吸い込まれていくボール
朝一の一発目でこれが出ると楽しみのはずのゴルフが台無しになる
誰しもがそんな経験をしています
他のクラブはスライスしないのにドライバーだけがスライスしてしまう…
そんな症状にお悩みの方に克服できる方法をいくつか提案させていただきます
私も随分と苦労しましたので同じようにスライスに苦しんでいる方はぜひ参考にしてください
スライスの原因
ゴルフ雑誌等をみましても年中特集が組まれているこのスライス。
最近ではスライスしにくいクラブ等も多いのですが相変わらず苦しんでいる方がかなりいるんだと思いますが
まずはそのスライスの原因を探っていきましょう。
まずはご自分のスライスボールの出玉の方向を確認してください。
- 左方向に球が出て→右に曲がっていく
- まっすぐ球が出て→右に曲がっていく
- 右方向に球が出て→右に曲がっていく
（左打ちの方は逆になります）
まずスライスはこの３パターンのどれかになります
まずは右に曲がっていくという部分なのですがこれは球に右回転がかかっているという状態です。
簡単に言うとクラブフェースが開いた状態で当たると右回転がかかります。
これが原因です
そして方向はクラブを振っている方向になります。
左に行く人は外側から内側に振っているアウトサイドイン軌道
まっすぐ行く人は内側から内側に振っているインサイドイン軌道
右に行く人は内側から外側に振っているインサイドアウト軌道
という事になります。
つまり振った方向にボールは飛んで行き、当たった時のフェースの状態で回転が決まるという事になります。
そして今後スライスを治していくために必要な事は
上記の事がまぎれもない真実であり、他の要素を疑う必要は無いという事です。
自分のボールの方向をしっかりと確認するためにも練習は携帯で撮影する事をおススメします。
スイングが多少自分の思い描いているものと違い驚愕することになっても今現在の状況を知る事で上達スピードが速くなります。
このスマホフォルダーはキャディバッグに挟むこともできますし
練習場のイスやテーブルの上に自立させることもできます。
まずは自分の球の軌道をチェックする事から始めましょう。
そして原因を知ることで次のステップに進めます
感覚のズレを知る
スライスを治すという点でいくつかの方法がありますが
私にとってかなり重要だったポイントの一つがこちらになります。
ここを狙ってこういうスイングをしている
という感覚のズレです。
ここを誤って理解しているとアドレスやグリップを治してもドツボにハマっていく可能性があります。
そのためにもこれをしてみてください。
スライスを狙って打つ
「スライスに悩まされているのにスライスを打つの？」
そう思うかもしれませんが一球だけでなく何球もスライスを狙って打って下さい。
少しオープン(左向き)に構えてアウトサイドインに振り抜いてもイイですし
最初からフェースを開いてそのままのインパクトを心がけてもイイです
とにかくスライスを狙って打ちます。
実践してみると意外と打てない人が多いはずです
それこそが感覚のズレです。
右に曲がることを嫌がるからいつまでも自分の間違いに気が付かないんです。
曲げようとするとどんな球が出るのかをしっかりチェックして
思い通りのスライスを打てるようにしてください。
思い通りの球が打てるということはすなわち
思い描いているストレートボールやドローボールを打てる可能性も出てくるのです
情報に惑わされない
スライス撲滅というテーマは多くの初心者ゴルファーの登竜門です。
ありとあらゆる情報がこのスライス撲滅をテーマに渦巻いています。
見る本やサイトによっては全く反対の事が書いてあったりするので
プレイヤーはまたパニックに陥ります。
こういう情報に惑わされない為にも先に伝えておきますが、答えは1つではないと言うことです。
その人その人にスイングの癖があり
またそのスイングも日々練習によって変わっていくんです。
色々な情報に踊らされずに自分自身で試行錯誤して変えて見てください。
振った方向にボールは飛んで行き、当たった時のフェースの状態で回転が決まる
これを忘れずに自分のボールを確認しながら練習すれば必ず解決の糸口は必ず見つかります。
フックさせてみる
スライス回転の反対、つまり左回転の球をフックと言います。
この正反対の球筋フックをあえて打つことで身体にタイミングを覚えさせると非常に有効です。
やり方は簡単です
- 通常のアドレス
- 脚をしっかりと踏ん張る
- 身体を回すことはせずに手だけでクラブを振り抜く
思い切り左に出て左に曲がります。
スライスに悩む人にとっては全く違うタイミングでボールを打っていることに気が付くはずです。
いわゆる引っかけボールになりますがこの
球を捕まえる
という感覚を覚えて下さい。
左に曲がって行くボールのタイミングを掴まない限りは右回転のボールを止めることはできません。
練習やスイングの強制は大胆さを恐れると進歩がありません
先ほども書きましたが自分の感覚のズレを知ることで新たな発見も出てくるのです
まとめ
スライスに悩んでしまうゴルファーは本当に多く私も例外無くその一人でした。
長い間苦しみましたし、悔しくてコース後に何百球とドライバーだけ練習した日も少なくありませんでした。
しかし考え方や練習の仕方で以外にも簡単にスライス克服のきっかけを掴めました
スライスを狙って打てるようになればそれはそれで大きな武器になります。
あまり悪いイメージを持たずにスライスと向き合いましょう
ＯＢが出た時の対処法もあります
楽しみながら上達しましょう
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