社会人になりますと人前に出て意見を言う機会が増えてきます
例えば
- 朝の朝礼を任される
- 子供の懇談会で意見を求められる
- 初対面での自己紹介
このようにちょっとしたスピーチのようなものは本当に面倒だったり苦手な人も多いのではないでしょうか?
このスピーチを無難にこなすためのコツを今回はご紹介させていただきます
少なくても自分の伝えたいことが相手に伝わる事は最低でも意識しておきたいところです
あまり考え込みすぎると緊張で声が震えてしまったり
それなりに長く話そうと考えてしまったり
内容の起承転結みたいなものを考えすぎても話の途中で方向性が分からなくなったりします
このような事態になる事を避けてスムーズにかつスマートなスピーチをこなせるように考えていきましょう
作り方
話の冒頭や本題から考えてしまうのは非常に良くありません
まずは伝えたいことを先にメモしておくことがとても大事でそこから逆に出だしの方へ話を戻っていくように内容を整理してみると良いでしょう。
まずは例文を作ってみました。
「最近は通勤時の転倒事故などがニュースでも増えています。
朝の通勤時は急いでいる人が多く走ってしまったが為に接触し転倒。
または走ったが為に足を滑らせての転倒。
こういった事故を防ぐためにも時間の余裕を持って行動する事が大切です
仕事においても作業時間を考えて余裕のあるスケジュールが安全につながっていきます
急いで完成させた仕事ではお客様に満足のいく形になる確率は低くなります
スケジュールの見直しで作業時間帯の確認
時間に遅れそうな時は報告をする、それを受けてスムーズに動ける管理体制を作る
仕事に慣れてきているところに事故は潜んでいる可能性が高いです
本日は自身の仕事のスケジュールと報告先について今一度考えて
事故の無い職場環境を作って行きましょう」
まずは【安全】という事にテーマを絞ってスピーチ内容を考える(メインテーマの決定)
↓
安全を遂行するためには何が必要なのか?解決策は?(本題、伝えるべき事)
↓
ニュースや事例を使ってわかりやすく話に入っていく(冒頭~導入)
このような形で
- メインテーマ
- 本題
- 冒頭
この流れで考えていくと大体まとまります。
上記のような程度のスピーチならば誰でも簡単に作れますので何回か例文を自分で作ってみると良いと思います。
例文を少しづつ拝借していくのも最初の内は手段の一つかもしれません
何でも最初は真似てみるという所は非常に重要なことですし
自信が持てるまでは色々なところからヒントはいただくようにしましょう
事前準備を
いきなり話し始めるなんて事は慣れないうちはしない方が良いです。
先ほどのスピーチの作り方さえ慣れてしまえば
ネタのようなものを一つ二つ見つけて後は自分の言葉で話し始める事も可能です
しかし最初の内は事前に例文を作っておき心配であればメモを見ても恥ずかしい事ではありません
メモを見ながらだとスマートな部分は消えてしまいますが
「あ~」とか
「え~と」とか
妙な間が出来てしまう位なら大人しくカンペを使った方が相手に与える印象は良いでしょう
そしてもう一つの準備がイメージトレーニングです
これは結構重要なんです、例えば学校の自己紹介
結構イメージトレーニングしませんでしたか?
「こんなこと言ったら目立つかな??」
私は他の人と絶対に被らないネタを探していました
順番に自己紹介していく事になるで自分が一番で無い限りは人と同じになる恐れがあります
それだけは避けたいと考えていましたので
このような思考が事前準備に繋がっていく訳です
ある程度の事は想定して内容を考えておくと声の大きさも変わってきますし表情も変わります
そうしてスピーチ上手に見える訳です
そしてもう一つは冒頭部分に何かネタを仕込んでおくと非常に聞きやすくなります
笑わせる必要は無いですがちょっとした事で良いです
- 今朝から寒いですが昨今のコロナ対策で電車内の換気の寒さで普通に風邪を引きそうな気もしていますが…
- 私の趣味はゲームです、ゲームは暗い印象を持たれるかもしれませんが実際の性格もかなり暗いです…
- 今月は朝礼を会社の方から頼まれましたが、このスピーチの手当はどうやら出ないようです…
こんな程度でネタを仕込んでみると後が楽になります
ポイントは笑わす事は考えない事
大してウケませんのでその後の展開の為に利用するくらいで良いでしょう
仕込んでおくだけで充分に抑揚が付きますので一味違ったスピーチにはなります
実践~まとめ
ここまで来たら後は思い切りよくスピーチしてみて下さい
当然何かしらの課題みたいなものも見えてくるはずです
ポイントは次のスピーチでは何か一つ違う事や修正を入れるという事です
身振り手振りのボディランゲージを導入してみるもよし
少し間を取って話すスピードに緩急を付けるもよし
目線を全員に配り相手の表情をうかがいながら話をしていくもよし
一回一回を無駄にしないようにしてスピーチを軽くこなせるようになりましょう
そうすれば急に飲み会などで挨拶を頼まれても簡単でスマートなスピーチが可能になります
きっとあなたのスタイルが見つかって人前で話すのが楽しみになる可能性だってあるんです
スピーチ上手になると日常会話の上達も望めます
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